意識低い大学院生、森林を考える

某大学森林科学科の同期4人で運営する共同ブログです。森林・林業の魅力を発信し、最新の知見も紹介します。現在、大学院修士課程に在学中。

林業

林業経営は誰のためのものか

お久しぶりです。今回もTが担当します。無事に社会人2年目になり、本業(?)に忙殺されて森林・林業について腰を据えて考える時間がどんどん減ってきています。ましてブログとなるとなおさらです。あまりにもブログを書かなさ過ぎて広告が表示されてしまっ…

北海道の林業大学校

3月11日の日経新聞地域面で、4月に開校する北海道立林業大学校(北の森づくり専門学院)に関する記事が取り上げられた。4月の開校に向けて、道と林大が一致団結し定員充足に向けて取り組んでいることを紹介している内容である。 定員40名のところ、現在28名…

近況報告と今後の私たちについて

1.近況報告 お久しぶりです。意識低い森林学徒です。久しぶりにブログにログインしました。もう1年以上新規の投稿をしていないようです。 本日はTが執筆を担当します。前からブログをご覧いただいていた方はご存知かと思いますが、このブログは大学の学科…

学会発表を終えて

お久しぶりです。意識低い森林学徒です。8月以来更新が滞ってしまいました。今回の記事はTが担当します。 私Tは、この土日に行われたとある学会に参加してきました。Tが学ぶ大学院では、2年間で修論研究の内容で最低1回の学会発表を行うことが修了の条件とな…

近年のスマート林業の動向(2)

こんにちは。意識低い森林学徒です。今日も昨日に引き続いて、Tが担当します。ちなみにTは今日大学の健康診断に行ってきました。 スマート林業実践事例 本章では、加藤(2018)(6) 及び堀澤正彦(2018)(7) を参考にしながら、スマート林業の実践事例を紹介…

近年のスマート林業の動向(1)

こんばんは、意識低い森林学徒です。今回の記事は最近夜更かしがひどいTが担当します。今日は、スマート林業の話題です。今日はTが所属する研究室でゼミがあったのですが、私が発表担当でした。ゼミにおいて、修士論文の進捗報告と共に、自主研究として「近…

「緑の雇用」を新規担い手の確保に生かす

お久しぶりです。今回の記事は、Tが担当します。諸事情によりブログの更新がだいぶ空いてしまいましたが、気を取り直して再開していきます。 前回の記事では、近年の林業担い手の絶対数減少及び高齢化という問題に関して、「緑の雇用」という制度が考案され…

森林管理の担い手確保ー「緑の雇用」事業の登場ー

みなさんこんばんは。意識低い森林学徒です。昨日に引き続き、本日もTが執筆を担当します。よろしくお願いします。 昨日の記事において、森林を適切に管理することが土砂災害の防止に一役買っていること、また、森林管理の主役である林業従事者の減少と高齢…

森林管理の担い手は確保できるのか

みなさん初めまして。意識低い森林学徒です。大学院生という立場で森林科学及び森林・林業・木材産業について勉強する中で感じたことや考えたことをアウトプットしたいと考えブログを開設するに至りました。ブログを通して考えを発信する過程で、文章を書く…